これは、HF版バーアンテナです。
コイル長13cm!!!!でゲイン−20dBと、受信用なら十分
送信用でもそこそこの性能は得られたのですが
あまりの帯域幅の狭さに開発中止と相成りました。
ちなみに、Qは約400あります。
つまり、3dB帯域は17KHz、言い換えればSWR=3の範囲が
17KHzです。
長さと効率と帯域幅のトレードオフを思い知らせる実験となりました。
なお、この回路、10Wで2KVが発生します。
追試は簡単ですが、慎重にどうぞ。
下手をすると簡単にリグを壊します!!!!!!!!!
あ、そうそう、バーアンテナについては2002年11月23日発売のハムジャーナル誌(No.104)を御覧ください。
40KHz受信用ということで、いろいろ試作しました。
2002年
2010年の新作
これはローディングコイルです。ちょっと小細工があり、
これに5mのエレメントを付けると1.9MHzにON−AIR可能になります。
BBアンテナを上げてみました
これは、ブロードバンドアンテナ(BBアンテナ)給電部です。
以前作成した、HF用ブロードアンテナ用整合器を屋根の上に載せてみました。
別冊CQ、第1号に掲載された2つの整合器のうち、飛び重視のタイプです。
実際の性能は21MHz帯でDP比0〜-6dB(方向による)と、まあまあの感じ、短縮アンテナよりFBです。
特性を見ると、R(実数分)はほぼ50Ωを中心にできていること、Z(虚数分)では不思議な共振が見られることがわかります。
暴れの多くは周囲の影響でしょう。また、10MHz付近の高SWRはエレメント長が影響しているようです。
SWRは高めですが、リグのアンテナチューナ併用でHF全体で送信可能、ただし10MHz付近を除く。という特性になりました。
なお、こんな高いSWRでは嫌だという方には、もう一つの、SWR重視型整合器をお勧めします。飛びは悪いけど!
2016年4月
マスプロ製6エレ
アンテナを上げ直しました。
430用に8エレスタック、144MHz〜1.2G用にGPを上げていたのですが、8エレは朽ちたエレメントが出現、
GPはどのバンドも整合が怪しくなってきたので(2mはなんと150MHzに同調、144MHzのSWRは約3)、上げ直しました。
新しいのは144&430のモービルホイップとマスプロの6エレ八木。とはいってもマスプロに6エレはありません。
八木は12エレを半分にしたものです。写真のように2本のエレメントの位置をずらして整合を取りました。穴だらけ!
435MHzで1.0、430MHz、440MHzで1.1なので、まあうまく改造できたようです。
とはいっても、上げる前、室内の確認では最大1.5ありましたから給電線のロスが多いのかも。
あ、八木は固定です。東方向にはこちらを向いた隣家のTVアンテナがあるので、50W送信でブロッキングを起こさないように
430だけ八木にしてあります。F/B比14.9dB、利得は10.94dBi、半値角は±30度(-3dBにて、いずれも計算値)ありますから
西側60度の範囲は多段GPと同程度の飛びで、後ろ側、隣家のアンテナへの飛び込みは50W送信でも1.6W相当になります。
また、西側90度の範囲でホイップと同程度の飛びになります。
この広いビーム幅が欲しくて、12エレを6エレに改造しました
なお、マスプロ電工はかなり前にハム用アンテナから撤退しています。
これは、“アマチュア無線のアンテナを作る本 V/UHF編”の一番最後(p.116)に掲載している
1.2G〜5.6Gのディスコーンアンテナです。塗装したので色が変ですが、今もFBに動作しています。ついでにご紹介(笑)
2016年12月