ITU-T G227キットについて
ITU-T G.227キットはこんな感じの基板です。調整ポイントが3か所ありますが、これを無くした、
無調整基板として製作しても、充分な精度が得られます。
これは、キットの出力をリグに入れて、その出力をスペアナで観測した物です。
ピンク色の部分に信号が被ると、スプリアス領域でのスプリアス過多となります。
また、水色の線より上に信号があると、「帯域外領域違反」となりますが、
帯域外領域は変調の過程で生じる信号は考慮しないので、写真の例は問題ありません。
全信号を適当な領域に分け、真数でエネルギー量を考察する事で、99%領域
(占有周波数帯域)も算出できます。
なお、法令上の基準値は、シングルトーン80%変調です。
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